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電気化学の基礎 Vol.9

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更新日:2006-10-04

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『炭素電極について その3』

元東京大学工学部 助教授
渡辺 訓行
(ビー・エー・エス株式会社 顧問)
講師のプロフィール

【本編内容】(本編 約70分)

  1. スタート
  2. 表面分析
  3. NP化によりカテコール類測定
  4. TFMP化の程度によりドーパミンの電子移動速度
  5. ドーパミンのピークに対する共存するメチレンブルーの影響
  6. GCの表面状態
  7. 各種処理後のGC表面のXPS分析
  8. 酸化還元波形に対する表面酸化物の影響
  9. DNBC treated GCのXPS分析
  10. AQDSの場合はksが増加
  11. まとめ

【概要】

今回はグラッシーカーボン(GC)表面の修飾とキャラクタリゼーションについてお話します。

修飾とは電極表面に、ある特定の化学物質を共有結合させて今までと違う作用を持たせることです。キャラクタリゼーションとは、ある状態を化学的に解き明かすことです。現在、GC表面の化学式はおおかた本編に出てくるような式であることが予想されています。表面処理によって水酸基とカルボニル基を選択的に修飾することができます。その結果、どういったことがわかるのでしょうか?本編ではGC電極における電子移動の機構や速度が何に起因されるのかを考えます。