1.7.2 ダブル微分パルスアンペロメトリーテクニック(DDPA)
ダブル微分パルスアンペロメトリーは2組の微分パルスアンペロメトリーを組み合わせて行います。2組のデータが記録、表示されます。各組は電流サンプリングが無いクリーニング電位、電流サンプリングを行う2 つのパルス電位から構成されています。
各パルスの終端での電流は時間の関数として記録されます。実験中、2つの電流サンプリングの差のみが表示されます。実験終了後、2 つの電位パルスに応答する電流は表示用に入手できます。電位波形は時間と電流サンプリングスキームの関数として印加されています( 図31参照)。
図31.電位波形は時間と電流サンプリングスキームの関数
プロットできるデータの種類
- Difference 1
- Difference 2
- Difference 1 & 2
- Forward 1
- Reverse 1
- Forward and Reverse 1
- Forward 2
- Reverse 2
- Forward and Reverse 2
- Forward and Reverse 1 & 2