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電気化学におけるインピーダンス測定 Vol.1

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更新日:2006-10-04

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『その意味を考える』

元東京大学工学部 助教授
渡辺 訓行
(ビー・エー・エス株式会社 顧問)
講師のプロフィール

【本編内容】(本編 約60分)

  1. スタート
  2. 素過程
  3. インピーダンスとは
  4. インピーダンスの測定
  5. 電子回路素子と振幅、位相差の関係
  6. 位相
  7. インピーダンスが直列、並列の場合
  8. RとCが直列の場合
  9. RとCが並列の場合
  10. 等価回路
  11. 腐食や電池
  12. データの表示法
  13. 電極反応が起こる場合の等価回路
  14. 電子移動律速の場合
  15. 拡散律速の場合
  16. 周波数範囲に依存してどちらかがあてはまる場合

【概要】

電気化学反応は輸送(拡散、泳動、対流)、電子移動、化学反応から成り立っています。これらの素過程を分解し、解析する方法としてインピーダンス測定は極めて優れています。本編ではインピーダンスの測定法の理論と等価回路を求める利点について説明します。
インピーダンス測定で得られる表示方法にはナイキストプロット(コールコールプロット)とボードプロットがあります。ナイキストプロットのプロファイルからは電極反応が起こる際の電子移動抵抗、界面二重層容量、ワールブルクインピーダンス、未補償溶液抵抗などさまざまな情報を得ることができます。腐食や電池の研究に非常に有効であります。実際の電極反応を例にプロットを解説します。