当社主催「ビー・エー・エス電気化学セミナー2011 第2回」は大盛況のうちに終了しました
2011年9月8日(水)、すみだ曳舟文化センター レクリエーションホールにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2011 第2回」を開催しました。当日は、遠方のお客様にも多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。
誠にありがとうございました。
セミナーの様子 <レクチャーコース1>
今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいりますので、またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。
ビー・エー・エス電気化学セミナーのお知らせ
日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る11月9日(水)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にした電気化学セミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによる電気化学セミナーです。
電気化学をこれから始められる方、測定等でお困りの方、電気化学の理解をより深めたい方はこの機会に是非ご参加ください。
■ 日時: 2011年11月9日(水) 10:15〜17:30
■ 場所: すみだ曳舟文化センター レクリエーションホール
東京都墨田区京島1-38-11
すみだ曳舟文化センター地図
■ プログラム
レクチャーコース1 10:15 〜 12:10 |
「電気化学インピーダンス分光法(EIS)の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電気化学インピーダンス法の基礎について、スペクトルが表すプロフィルから、現象の中味がどのようなものであるかがイメージできるようになることを目指す。 |
「回転電極法の基礎と測定例の紹介」 ビー・エー・エス(株) 手塚 敬之 ◇概要◇ 回転電極法は電極を回転させながら電気化学測定を行う手法であり、電気化学応における電荷移動過程と物質移動過程を分けて解析する際に有用です。 今回は回転電極法(RDE、RRDE)の原理と、近年、燃料電池用触媒の評価手法のひとつとして注目されている回転電極を用いた酸素還元反応(ORR)について、当社装置による測定例などを交えて簡単にご紹介いたします。 |
「分光電気化学測定システムの紹介」 ビー・エー・エス(株) 博士(工学) 蒋 桂華 ◇概要◇ 分光電気化学(Spectroelectrochemistry)測定の原理と応用分野を説明します。 分光電気化学測定システムの構成 [電気化学測定装置と分光測定装置、光電気化学セル(石英セルSEC-CとフローセルSEC-2F)]、電気化学測定装置と分光測定装置の連動(Trigger)方法を紹介します。実際の分光電気化学測定について、実験例を挙げて紹介します。 |
(昼休み) 12:10〜13:00 |
レクチャーコース2 13:00 〜 14:45 |
「高分子電解質膜燃料電池(PEMFC)におけるEISの適用」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電極活性、イオノマーによる抵抗、酸素の拡散インピーダンス、膜抵抗、水分管理、PEMFCの劣化、などの影響が、インピーダンスプロフィルにどのように反映されるかについて理解がすすむような話にしたい。 |
「CIMPSとCIMVS測定の紹介と応用」 ビー・エー・エス(株) 博士(理学) 沈 懌 ◇概要◇ 色素増感太陽電池の光電子拡散定数、電子寿命など反応機構を調べる光強度変調制御光電流分光法CIMPS (Controlled Intensity Modulated Photocurrent Spectroscopy)と光強度変調制御光電圧分光法CIMVS (Controlled Intensity Modulated Photovoltage Spectroscopy)の原理を説明し、色素増感太陽電池の主な評価法の紹介とドイツZahner社CIMPSシステムの色素増感太陽電池(DSSC)の 評価応用について紹介します。 |
デモコース 14:55 〜 16:20 |
● CV測定 ● 対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A) ● 分光電気化学測定 ● CIMPS測定 ● 電極展示コーナー ● 渡辺訓行先生による個別相談コーナー |
レクチャーコース3 16:30 〜 17:30 |
「表面固定された金属錯体の光・電子機能 - 電気化学的手法を用いた評価法」 中央大学大学院 理工学研究科 教授 芳賀 正明 ◇芳賀先生からの紹介コメント◇ 可視から近赤外領域に光吸収をもつとともにレドックス活性など多様な機能性をもつ金属錯体は表面固定することで光電変換膜や電子デバイスとして利用することが可能であることから、いろいろな分野から注目されている。 本講演では、レドックス活性な金属錯体をITO表面に固定する場合の基本的な事項(基板洗浄、アンカー基の選択など)や表面での電気化学手法を用いた評価法(被覆量など)、光電気化学について我々の研究例を紹介しながら解説する。 |
● 定員: 40〜50名
● 参加対象者: 燃料電池、色素増感太陽電池、ナノデバイス、錯体化学、分析化学等で電気化学計測を必要とされる方々(応用編の講演もありますが基礎が中心の内容です)
● 参加費用: 5,000円 お申し込み頂いた後、郵便振替にてお支払い下さい。また、一旦お振込み頂きました参加費につきましては返金できませんのであらかじめご承知おきください。
※会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
● 参加申し込み: 10月11日(火)〜10月28日(金)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
● 参加申し込み方法: 受付は終了いたしました。