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簡易型可逆水素電極 測定例
電気化学 測定用の簡易型可逆水素電極について、実際の測定例をご紹介いたします。
簡易型可逆水素電極の電位の経時変化
測定条件 | |
参照電極 | RHE 簡易型可逆水素電極 |
作用電極 | RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極 |
電気化学テクニック | オープンサーキットポテンシャル - 時間 |
電解液 | 1.2mol/L 塩酸 |
電解時電荷量 | 2 C |
温度 | 25°C(TB-1 電子冷却恒温槽使用) |
電気分解後、80時間の電位変化幅は5 mV程度になります。
簡易型可逆水素電極と飽和KCl銀塩化銀参照電極のサイクリックボルタモグラフの比較
測定条件 | |
参照電極 | RHE 簡易型可逆水素電極(ダブルジャンクションチャンバー、1.2 mol/L 塩酸使用) |
RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極 | |
作用電極 | PTE 白金電極(商品コード002013) |
カウンター電極 | Ptカウンター電極 23 cm(商品コード012961) |
電気化学テクニック | サイクリックボルタンメトリー |
印加電位範囲 | 0.9 V〜0.05 V(RHE 簡易型可逆水素電極) |
0.7 V〜-0.15 V(RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極 | |
掃引速度 | 0.1 V/s |
電解液 | 2 mmol/L フェリシアン化カリウム + 1 mol/L 硝酸カリウム |
温度 | 25°C(TB-1 電子冷却恒温槽使用) |
赤線:簡易型可逆水素電極使用時 青線:RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極使用時2つのサイクリックボルタモグラムのピーク電位同士の差は0.201 V。
これは25°Cにおける標準水素電極に対する飽和KCl銀塩化銀参照電極の電位0.198 V※にほぼ等しくなっています。※第5版 電気化学便覧(電気化学会 編) P.97 表3.6
水素ガス量を変えたときの当社製参照電極との電位比較
測定条件 | |
参照電極 | RHE 簡易型可逆水素電極 |
作用電極 | RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極 |
RE-2BP キャロメル型参照電極(商品コード013458) | |
電気化学テクニック | オープンサーキットポテンシャル - 時間 |
電解液 | 1.2mol/L 塩酸 |
温度 | 25°C(TB-1 電子冷却恒温槽使用) |
紫■:RE-2BP キャロメル型参照電極使用時 赤●:RE-1CP 飽和KCl銀塩化銀参照電極使用時