「ビー・エー・エス電気化学セミナー2014 第2回」は大盛況のうちに終了しました
2014年11月6日(木)、曳舟文化センター レクリエーションホールにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2014 第2回」を開催しました。当日は、遠方のお客様にも多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。
誠にありがとうございました。
セミナーの様子 <レクチャー 第1部>
今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいりますので、またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。
ビー・エー・エス電気化学セミナーのお知らせ
日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る11月6日(木)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にした電気化学セミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによる電気化学セミナーです。
電気化学をこれから始められる方、測定等でお困りの方、電気化学の理解をより深めたい方はこの機会に是非ご参加ください。
■ 日時: 2014年11月6日(木曜) 10:30〜17:00
■ 場所: 曳舟文化センター レクリエーションホール
東京都墨田区京島1-38-11
曳舟文化センター地図
■ 定員: 30〜40名
■ 主な参加対象者: 電池関連、バイオセンサー、錯体化学、分析化学等で電気化学計測を必要とされる方々(応用編の講演もありますが基礎を中心とした内容のセミナーです)
■ 参加費用: 6,000円(税込)
お申し込み後、弊社からお送りする郵便振替用紙にてお支払い下さい。また、一旦お振込み頂きました参加費につきましては返金できませんのであらかじめご承知おきください。
■ 参加申し込み: 10月6日(月)〜10月31日(金)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
■ 参加申し込み方法:
定員に達したため、受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。
■ プログラム
レクチャー 第1部 10:30〜12:00 |
「電気化学の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電位と基準電位、参照電極の必要性と種類、レドックス電位の意味や、その決まり方、溶液抵抗や二重層容量の影響とその軽減、電気化学における基礎式とそれらに内包されている意味などについて話をする予定です。 |
「回転電極法の原理とその応用例」 ビー・エー・エス(株) 製品管理部 小野 絢貴 ◇概要◇ 回転電極法は代表的な定常ボルタンメトリーの手法であり、燃料電池やメッキなどの分野で幅広く用いられています。 今回は回転電極法の原理とその解析手法、そして応用例として白金担持カーボンの評価について紹介します。 |
お昼休み 12:00〜13:00 |
レクチャー 第2部 13:00〜14:50 |
「電気化学インピーダンス分光法(EIS)の基礎と測定例」 ビー・エー・エス(株) 製品管理部 手塚 敬之 ◇概要◇ インピーダンスという概念を電気化学に応用した電気化学インピーダンス分光法(EIS)は今日、エネルギー変換デバイスの解析や、腐食における電気化学反応の解析に利用されるなど、電気化学測定の中でも重要な手法のひとつと考えられています。 この講演では主にGamry社の装置および付属ソフトウェアを用いながらEISの基本事項および簡単な測定例についてご紹介いたします。 |
「光学式酸素センサーの紹介」 ビー・エー・エス(株) 博士(工学) 蒋 桂華 ◇概要◇ 光学式酸素センサーと従来の酸素センサーとの違いをはじめ、光学式酸素センサーの測定原理、各種酸素センサーの使用方法、特長を説明します。 当社取扱いの光学式酸素モニターFirestingの応用分野と、燃料電池の触媒評価として盛んに研究されている酸素還元反応を題材に、電気化学測定に組み込んだ実験例をご紹介します。 |
「電気化学計測の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電気化学計測において求めたいパラメータ(レドックス電位、移行電子数n、電子移動の速度、可逆性の程度、拡散係数、溶液抵抗、二重層容量など)ごとにどのような方法があるかについて、今までとは少し違った切り口で話をする予定です。 |
デモンストレーション 15:00〜16:10 |
● CV測定 →電気化学測定でもっとも基本的なCVについて、測定にありがちなトラブルやその対処法を交えて紹介します。 ● 対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A) →ALS760EとRRDE-3Aを用いて、基本的な操作方法および測定データの保存と解析までを紹介します。 ● 分光電気化学測定、 酸素モニター →分光電気化学測定で得られるデータの有用性の紹介、オーシャンオプティクス社分光器の紹介、酸素モニターの紹介を行います。 ● 電気化学インピーダンス測定 →Gamry社のポテンショ・ガルバノスタットのラインナップとEQCMの紹介を、実際の測定デモや等価回路の組み立てとフィッティング操作を含め紹介します。 ● 展示コーナー(電極) →電極など各種消耗品を実際に展示しています。 ● 渡辺訓行先生による個別相談コーナー |
レクチャー 第3部 16:10〜17:00 |
「酵素を電極触媒として用いる燃料電池の開発」 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻 生物電気化学研究室 准教授 辻村清也 ◇辻村先生からの紹介コメント◇ 酵素バイオ燃料電池とは、酵素を電極触媒として用い、糖やアルコール、有機酸などから非常に穏やかな条件で発電する発電デバイスです。セミナーでは、電池の開発の歴史、作動原理(酵素と電極間の電子移動反応、出力決定因子)や用途展望、電池のデザインや電池材料(酵素や多孔質炭素材料)などに関する最近の研究開発動向、酵素の酸化還元電位や触媒活性といった電極触媒としての機能評価方法について紹介します。 |
※内容は随時更新していきます。
● 参加申し込み方法:
受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。