「ビー・エー・エス電気化学セミナー2015 第1回」は大盛況のうちに終了しました
2015年6月3日(水)、曳舟文化センター レクリエーションホールにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2015 第1回」を開催しました。当日は、遠方のお客様にも多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。
誠にありがとうございました。
セミナーの様子 <レクチャー 第1部>
今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいりますので、またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。
ビー・エー・エス電気化学セミナーのお知らせ
日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る6月3日(水)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にしたセミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによる電気化学セミナーです。
電気化学をこれから始められる方、測定等でお困りの方、電気化学の理解をより深めたい方はこの機会に是非ご参加ください。
■ 日時: 2015年6月3日(水) 10:20〜17:00
■ 場所: 曳舟文化センター レクリエーションホール
東京都墨田区京島1-38-11
曳舟文化センター地図
■ 定員: 30〜40名
■ 主な参加対象者: 電池関連、バイオセンサー、錯体化学、分析化学等で電気化学計測を必要とされる方々(応用編の講演もありますが基礎を中心とした内容のセミナーです)
■ 参加費用: 6,000円(税込)
お申し込み後、弊社からお送りする郵便振替用紙にてお支払い下さい。また、一旦お振込み頂きました参加費につきましては返金できませんのであらかじめご承知おきください。
■ 参加申し込み: 4月28日(火)〜5月28日(木)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
■ 参加申し込み方法:
定員に達したため、受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。
■ プログラム
[10:20〜12:00] レクチャー 第1部 |
[10:20~11:10] 「電気化学の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電気化学における基礎式とそれに含まれている意味、レドックス電位の考え方と、どのようにして決まるかを実例を交えて話す。 |
[11:10~11:30] 「電気化学測定用電極の基本事項」 ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 手塚 敬之 ◇概要◇ 電気化学において、電極は電解質と界面を形成することで、そこで起こる酸化還元反応などによって電気エネルギーと化学エネルギーとの相互変換の役割を担う重要な部位です。 今回のご説明では電気化学における主な電極(作用電極、参照電極、対極)について、その特徴、電気化学測定における役割、注意点などについて概説いたします。 |
[11:30~12:00] 「回転電極による対流ボルタンメトリー」 ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 小野 絢貴 ◇概要◇ 対流ボルタンメトリーは回転電極装置を使用し、溶液内に強制対流を生じさせながら行う電気化学測定法です。 回転電極による対流は容易に、かつ再現性がよく作ることができるため、燃料電池の触媒評価や、反応中間体の検出など幅広い分野で利用されています。 今回は対流ボルタンメトリーの基本的な測定原理の説明と応用例を紹介します。 |
[12:00〜13:00] お昼休み |
[13:00〜14:20] レクチャー 第2部 |
[13:00〜13:30] 「分光電気化学測定の基本と応用例」 ビー・エー・エス(株) 博士(工学) 蒋 桂華 ◇概要◇ 分光電気化学(Spectroelectrochemistry)測定の意義と測定原理を説明します。 分光電気化学測定システムの基本構成、 電気化学測定装置と分光測定装置との連動(Trigger)方法、 分光電気化学の応用分野及び実際の応用例を紹介します。 最後に測定目的に応じた分光測定システムの選択方法についてお話します。 |
[13:30〜14:20] 「電気化学計測の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ ポテンショスタットとそれに関連した事項、溶液抵抗に関連してCVにどのように反映しているか、電子移動速度による影響との見分け方などに焦点をあてて話す。 |
[14:30〜15:50] デモンストレーション |
● CV測定 (15分) →電気化学測定でもっとも基本的なCVについて、測定にありがちなトラブルやその対処法を交えて紹介します。 ● 対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A)(15分) →ALS760EとRRDE-3Aを用いて、基本的な操作方法および測定データの保存と解析までを紹介します。 ● 電気化学インピーダンス測定(15分) →Gamry社のポテンショ・ガルバノスタットのラインナップとEQCMの紹介を、実際の測定デモや等価回路の組み立てとフィッティング操作を含め紹介します。 ● 分光電気化学測定、酸素モニター(15分) →分光電気化学測定で得られるデータの有用性の紹介、オーシャンオプティクス社分光器の紹介、酸素モニターの紹介を行います。 ● 展示コーナー(電極) →電極など各種消耗品を実際に展示しています。常時展示していますので、ご自由にご覧いただけます。 ● 渡辺訓行先生などによる個別相談コーナー(事前予約の方から順にお受けいたします) |
[16:00〜17:00] レクチャー 第3部 |
「加温式分光電気化学測定を利用した非水溶液系での希土類錯体の電気化学挙動解析」 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 准教授 松宮 正彦 ◇松宮先生からの紹介コメント◇ イオン液体等の非水溶液系において、希土類錯体の配位状態及び電気化学挙動解析では、分光法と電気化学測定法を組み合わせた手法が有効である。また、電気化学的に卑な希土類種の場合、媒体の粘度や析出過電圧を低減させた加温測定も重要となる。 加温式分光電気化学測定を利用して、希土類錯体の溶解度、還元・核生成挙動、拡散係数、溶媒和構造等を評価した研究内容を紹介する。 |
受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。