「ビー・エー・エス電気化学セミナー2018 第2回」は大盛況のうちに終了しました
2018年11月9日(金)、曳舟文化センター レクリエーションホールにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2018 第2回」を開催しました。当日は、遠方のお客様にも多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。
誠にありがとうございました。~次回は2019年6月26日(水)に開催を予定しております~
セミナーの様子 <レクチャー 第1部>
今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいります。
またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。
~次回は2019年春に開催を予定しております~
ビー・エー・エス 電気化学セミナーのお知らせ
日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る11月9日(金)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にしたセミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによるセミナーです。
毎回ご好評いただき、前回はこのような感想を頂いております。
- 学問の部分を改めて聴くことができ参考になった。測定の具体例もわかりやすかった。
- 各々良くわかりました。ありがとうございました。
- 初学者ですが、デモを通し、少しずつ理解できた。
- 簡潔にまとめられていて理解しやすかった。
- 基礎的な部分をわかりやすく説明してくださった。
- 資料が丁寧に書かれていて分かりやすかったです。
- 電気化学の基礎的な部分を知りたいと思っていたので良かった。
- 説明の内容がとてもていねいであったと思います。
- 実際の測定の様子を見ることができて、非常にイメージしやすく、わかりやすい説明でした。
- 様々な機器に対して、わかりやすく解説して頂いたおかげで理解が深まりました。
- 詳しくご教示いただいた。
電気化学をこれから始められる方、測定等でお困りの方、
電気化学の理解をより深めたい方は、この機会に是非ご参加ください。
■ 参加費用: 6,000円(税込)
お申し込み後、弊社からお送りする郵便振替用紙にてお支払い下さい(振替用紙到着後、1週間以内にお願い致します)。
また、一旦お振込み頂きました参加費につきましては返金できませんのであらかじめご承知おきください。
■ 日時: 2018年11月9日(金) 10:00〜16:15
■ 場所: 曳舟文化センター レクリエーションホール
東京都墨田区京島1-38-11
曳舟文化センター地図(グーグルマップ)
■ 主な参加対象者:
・分析化学、有機電気化学、錯体化学などの分野でこれから電気化学計測を始める方
・電池関連の基礎的な知識を確認しておきたい方々
(応用編の講演もありますが基礎を中心とした内容のセミナーです)
■ 定員: 30〜40名
■ 参加お申し込み期間: 9月27日(木)〜11月1日(木)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
*申込開始から沢山のお申し込みをいただき満席になる場合がございます。ご興味のある方はお早目にお申込みください。
■ 参加申し込み方法:
定員に達しましたので、受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。
■ プログラム
[10:00〜12:05] レクチャー 第1部 |
[10:10~10:55] 「電気化学の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 (ビー・エー・エス(株) 顧問) ◇渡辺先生からの紹介コメント◇ 電極における酸化-還元の意味、HOMO-LUMOとの関係、参照電極の意義と種類、物質の輸送、ネルンスト式、バトラーボルマー式、流速の式の意味などと、最もポピュラーなCV法の基礎とについて解説する。 |
[11:00~11:10] 「電気化学インピーダンス測定の紹介」 ビー・エー・エス(株) 営業 手塚 敬之 ◇概要◇ 交流を使用するインピーダンス測定は、電気化学の分野においてその重要度を増している一方で、化学者にとってはなじみのない語句(交流波、インピーダンス、等価回路、など)が頻繁に用いられるため、理解が難しいテクニックといえます。本講演では電気化学インピーダンス測定の主な特徴を中心にご紹介いたします。 |
[11:15~11:35] 「電気化学測定装置と測定用セルの選択について」 ビー・エー・エス(株) 営業 衣笠 帝弘 ◇概要◇ 電気化学測定は、多種多様なサンプルを測定対象とすることが可能です。そのため、結果を得ることに最適な測定手法も、基本的なサイクリックボルタンメトリー(CV)測定の他に、パルス測定、インピーダンス測定、分光電気化学測定、定性・定量測定など多岐にわたる中から選択しなくてはなりません。本講演では、実際の目的に合った装置導入時のモデルの選定と測定用セルの選択時のポイントについて解りやすくご紹介いたします。 |
[11:40~12:05] 「回転電極法の紹介と酸素還元反応(ORR)測定」 ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 小野 絢貴 ◇概要◇ 回転電極法とは、作用電極を回転させながら行う電気化学測定法で、近年では特に酸素還元反応(ORR)効率評価に用いられています。今回の講演では回転電極法の基礎と解析手法、そして白金系触媒を用いた回転電極法によるORR効率評価方法を紹介します。 |
[12:05〜12:55] お昼休み |
[12:55〜13:50] レクチャー 第2部 |
[12:55~13:15] 「光学式酸素モニターFireStingのご紹介」 ビー・エー・エス(株) 営業 松岡 聖典 ◇概要◇ 酸素モニター計と一言で言っても、我々の身の回りには多種多様な装置が販売されています。 今回、私たちがご紹介する光学式の酸素モニター計 FireSting は従来の電気的な信号を元にした装置と動作原理が大きく異なり、非接触測定が可能など数多くの利便性があります。本レクチャーでは FireSting の概要といくつかのアプリケーションをご紹介いたします。 |
[13:20~13:50] 「SEC2020スペクトロメーターシステムを用いた分光測定法の紹介」 ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 小村 嵩 ◇概要◇ 各種分光測定法に対応するよう新たに開発した小型スペクトロメーターについて、構成例やアプリケーションを紹介します。吸光度、反射率、発光強度測定をはじめ、分光電気化学測定についてもどう応用できるか解説します。 |
[13:50〜14:00] 休憩 |
[14:00〜16:15] デモンストレーション & 個別相談 |
1. サイクリックボルタンメトリーの基礎(15分) →サイクリックボルタンメトリー(CV:Cyclic Voltammetry)とは、その名の通り、繰り返し(Cyclic)電位(Volt)を一定速度で掃引し、流れる電流(Am)を測定(Metry)する手法です。酸化還元電位を始めとした、測定対象の電気化学的な知見を一度に纏めて得られるため、主に初期診断的な用途にて化学の幅広い分野で用いられています。本コーナーでは、使用する器具や測定時の注意点などについてご紹介しながら、CV測定が簡単に行える様子を実際にご覧頂きます。 2. 回転電極装置のご紹介(15分) →回転電極法を行うために必要な装置と電極、そして実際の電気化学測定をご紹介致します。当社RRDE-3Aはコンパクトかつ高精度な回転を行うことができるため、講演で紹介する燃料電池分野のみならず、様々な分野で広く利用されています。また弊社取扱ポテンショスタットの機能による簡単かつ迅速な解析をご紹介致します。 3. Gamry社製品と電気化学インピーダンス測定のご紹介(15分) →Gamry社の電気化学測定装置は廉価でありながら、一般的な電気化学測定テクニックに加えて、良好な精度で電気化学インピーダンス測定を行えることが特徴です。本コーナーではGamry社のInterface1010Eを使用して市販のリチウムイオン二次電池の電気化学インピーダンス測定と、その等価回路を用いた解析の様子をご紹介いたします。 4. 光学式酸素モニターシステムのご紹介(15分) →光学式酸素モニターシステムによる気相および液相中での酸素濃度測定をご覧いただけます。当システムではコンパクトで高精度な測定が可能で、センサー部も微細なタイプや非接触式等多数ラインナップしております。また、ハンディーモデル FireSting GO2 もご覧いただけます。生物系分野でのご利用はもちろんのこと、理学工学系分野では実験前後のサンプル中の酸素濃度の確認等にも使用されております。 5. 分光電気化学測定(SEC2020)(15分) →SEC2020スペクトロメーターシステムを用いた分光電気化学測定を実演します。スペクトロメーター、ポテンショスタット、分光電気化学セルなどの機器の組み合わせ方法をご確認頂き、電気化学反応に伴う吸光度変化をリアルタイムにご覧頂きます。 ※ 1~5は順番に廻ってご覧頂きます。 ● 展示コーナー(電極) →電極など各種消耗品を実際に展示しています。1~5のデモ中も常時展示していますので、ご自由にご覧いただけます。 ● 渡辺訓行先生他による個別相談コーナー(事前予約の方から順にお受けいたします) |
※今回、外部講師の講演はございません。
※内容は順次更新・追記していきます。
● 参加お申し込み期間: 9月27日(木)〜11月1日(木)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
*申込開始から沢山のお申し込みをいただき満席になる場合がございます。ご興味のある方はお早目にお申込みください。
● 参加申し込み方法:
定員に達しましたので、受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。