「ビー・エー・エス セミナー2024」は大盛況のうちに終了しました
2024年12月5日(木)、ビー・エー・エス株式会社 3Fにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2024」を開催しました。当日は、遠方のお客様にもご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。誠にありがとうございました。
今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいります。
またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。
ビー・エー・エス セミナーのお知らせ
日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る12月5日(木)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にしたセミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによるセミナーです。また、酸素発生反応(OER)や酸素還元反応(ORR)などの際にご利用頂ける、光学式酸素モニターについてもご紹介いたします。
2019年以来、5年振りの対面形式での開催となりますが、今回は弊社内にて執り行わせて頂きます。
■ 日時:2024年12月5日(木) 13:30~16:45 (開場・受付開始:13:05~)
■ 会場:〒131-0033 東京都墨田区向島1-28-12
ビー・エー・エス株式会社 本社 3F会議室(交通アクセス)
■ 主な参加対象者:
・分析化学、触媒、腐食、めっき、燃料電池、二次電池、太陽電池などの分野でこれから電気化学計測を始める方
・光学式酸素モニターに興味のある方
■ 参加費用:2,000円(※振込手数料は別途ご負担下さい)
■ 定員: 12〜15名
● 参加お申し込み期間: 11月6日(水)〜11月28日(木)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。
*申込開始から沢山のお申し込みを頂き満席になる場合がございます。ご興味のある方はお早目にお申込みください。
● 参加申し込み方法:
定員に達しましたので、受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。
■ プログラム
[13:30〜13:40] 開会のご挨拶・当日のご案内 |
[13:40〜14:55] レクチャーの部 |
[13:40~14:10] 「電気化学測定の基礎」 ビー・エー・エス(株) 営業 手塚 敬之 ◇概要◇ 電気化学においてもっとも基本的かつ重要なアイテムが電極です。 そこで電気化学測定で使用する3種類の電極(作用電極、参照電極、対極)についてそれぞれ概要説明を加えつつ、 電気化学測定の原理、サイクリックボルタンメトリー(CV)、平衡電極電位、電位窓などについても簡単にお話いたします。 |
[14:10~14:35] 「回転電極法の紹介」 ビー・エー・エス(株) 営業 丹羽 修一 ◇概要◇ 「回転電極法」は、作用電極を回転させることで電解液に強制対流を発生させて電気化学測定を行う手法です。 回転電極法の基本原理と回転電極装置RRDE-3Aの概要、および回転電極法の目的、特長、解析方法についてご説明します。 最後に回転電極法による酸素還元反応(ORR)評価への応用について簡単にご紹介いたします。 |
[14:35~14:55] 「光学式酸素モニターFireStingのご紹介」 ビー・エー・エス(株) 営業 保利 恭佑 ◇概要◇ 光学式酸素モニターFireStingの概要や測定のメカニズム、測定目的に応じた各種センサー類の選定についてご説明いたします。 光学式酸素モニターは従来の酸素モニターと比較して、電池及び膜交換が不要、測定に酸素を消費しない等、優れた利点があります。 これらの特長を活かし電気化学測定への適用の他、種々の応用例についてもご紹介いたします。 |
[14:55〜15:05] 休憩 |
[15:05〜15:35] デモンストレーション 第1部 |
1. サイクリックボルタンメトリーの基礎(15分) サイクリックボルタンメトリー(CV:Cyclic Voltammetry)とは、その名の通り、繰り返し(Cyclic)電位(Volt)を一定速度で掃引し、流れる電流(Am)を測定(Metry)する手法です。 酸化還元電位を始めとした、測定対象の電気化学的な知見を一度に纏めて得られるため、主に初期診断的な用途にて化学の幅広い分野で用いられています。 本コーナーでは、使用する器具や測定時の注意点などについてご紹介しながら、CV測定が簡単に行える様子を実際にご覧頂きます。 2. 光学式酸素モニターシステムのご紹介(15分) 当システムでは、お手軽に高精度な酸素濃度の測定を行えます。電気化学測定等の理化学実験の前後での酸素濃度の確認はもちろんのこと、生物学や薬学、水産学、食品分野など幅広い分野で分析手法の1つとしてご使用いただけます。 実験目的に応じた豊富なセンサー類のご紹介を交えながら、機器との接続方法や操作方法、実際の測定の様子をご覧いただけます。 ※ 1~2は順番に廻ってご覧頂きます。 |
[15:35〜15:45] 休憩 |
[15:45〜16:15] デモンストレーション 第2部 |
3. 回転電極システムのご紹介(15分) ここでは回転電極法を行うために必要な装置と電極をご紹介致します。 回転電極装置RRDE-3Aは、コンパクトかつ高精度な回転を行うことができるため、様々な分野で広く利用されています。 ALS700Fシリーズデュアル電気化学アナライザーとの組み合わせにより、簡単操作で電気化学測定と解析ができることをおわかりいただけると思います。 4. Gamry社ポテンショスタットと電気化学的腐食試験(15分) Gamry社製のInterface1010は、廉価ながらCV、CA、CPなどの基本的な電気化学測定だけでなく電気化学インピーダンス測定(EIS)機能が標準装備されており、電池などのエネルギーデバイスの評価、電気化学的腐食試験をはじめ様々な分野でお使いいただける電気化学測定装置です。 今回は、電気化学的腐食試験の一例として、鉄板のEIS測定の様子をご覧いただきます。 ※ 3~4は順番に廻ってご覧頂きます。 |
[16:15〜16:45] フリータイム |